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可撓性に富んだシート型電波吸収体

可撓性に富んだシート型電波吸収体

ECCOSORB® AN

周波数:0.6GHz-50GHz

ECCOSORB ANは、軽量で可撓性に富んだシート状の電波吸収体シリーズです。
反射を抑制したい目的物に簡単に接着したり、掛けたりすることが可能です。

代表的用途
レーダアンテナナセル、電波暗室、アンテナやターゲット支持台、アンテナパターン改良、等
反射係数
使用下限周波数に応じて最適のタイプを選択することにより、正常の入射角に対して1%以下の反射係数が得られます。
シリーズ全タイプによりカバーできる周波数範囲は、0.6GHz~50GHzです。(下の表をご参照下さい。) 
直線偏波、楕円および円偏波にかかわらず同様な特性を発揮し、その反射係数は入射角の変化にあまり左右されません。
例えば、ECCOSORB AN-75の反射係数は、周波数9.5GHz、入射角70°で、金属板(完全反射)と比較し、-17dBの実測値を得ています。
赤外線および可視光線の反射
反射は、波長1ミクロンに対し0.1%、40ミクロンでは6%です。 可視光線の反射は、吸収体表面が黒の場合は0.1%ですが、標準色のライトブルーではより大きな反射が得られます。
取付方法
  • 1)クロロプレン系接着剤による接着
    被接着両面に刷毛またはスプレーによる塗布を行い、通常数分から10数分放置後、接着面を圧着して完了です。隣接する吸収体の縁の接着にも使えます。
    1枚あたりの吸収体に必要な接着剤の量は、作業方法によって大きく左右されますが、下記の数量をご参照ください。

    接着剤1Kgで
    • 1)スプレーの場合:15~20枚
    • 2)刷毛塗りの場合:10~12枚
  • 2)垂直面や天井への取付けには、釘又はフック金物の使用も可能です。
  • 3)面ファスナーによる取付け
    吸収体を随時着脱できるようにする必要がある場合は,取付け面と吸収体裏面にマジックテープ,ベルクロジッパーのような面ファスナーを接着し,面ファスナーのみによる吸収体保持も可能です。
環境条件
  • 1)湿度
    特別な高湿条件下で、常に吸収体表面に結露がみられる場合をのぞき、特性への悪影響はわずかです。
  • 2)温度
    連続使用:-20~80℃
    短時間使用:-50℃~+120℃
  • 3)その他
    吸収体が、水、油に触れたり、屋外暴露で使用される場合はECCOSORB AN-WまたはECCOSORB AN-Pの使用を推奨いたします。

折り曲げた形状

AN-P

AN-W

垂直入射でのECCOSORB ANの吸収性能

ANタイプ カバーされる帯域 最大反射率 シート寸法 厚さ 重量
(Kg/m2)
ECCOSORB AN72 K 1% 61cm×61cm 0.6cm  1/4” 0.5
ECCOSORB AN73 X,Ku,K 1% 61cm×61cm 1.0cm  3/8” 1.0
ECCOSORB AN74 C,A,B,X,Ku,K 1% 61cm×61cm 1.9cm  3/4” 1.5
ECCOSORB AN75 S,C,A,B,X,Ku,K 1% 61cm×61cm 2.9cm  11/8” 2.4
ECCOSORB AN77 L,S,C,A,B,X,Ku、K 1% 61cm×61cm 5.7cm  21/4” 4.4
ECCOSORB AN79 L,S,C,A,B,X,Ku,K,UHF 1% 61cm×61cm 11.4cm 42/1” 9.8
  • ※電波吸収体の吸収性能の評価は、弊社における導波管法とNRLアーチ法によります。(裏面が金属の場合)
  • ※上記の表の値は保証値ではありません。また、仕様は予告なく変更する場合があります。

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