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ECCOSORB MFシリーズは、磁性体装荷の丸捧、角棒、シート状のエポキシ樹脂系材料です。
導波管や同軸路線の吸収材、減衰材、終端として広く利用されています。
アンテナの部材や一部の自由空間吸収体にも使用されます。
表中のデータは自由空間に関する正規化値を示しております。
電気的性質
10GHzにおける減衰 | dB/cm : 8,12,16,24,31,33,39,49,69,75 |
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体積抵抗率 | 1011 ohm-cm |
絶縁破壊強度 | 1.0kv/mm(25volts/mil) |
物理的性質
色 | グレー | |
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使用温度 ℃ | 180以下 | |
密度 g/cc | 1.6-4.9 | |
引張り強さ kg/sq.cm(pst) | 560(8000) | |
熱膨張係数 ℃毎 | ~30×10^-6 | |
熱伝導率 | (cal)(cm)/(sec)(cm2)(℃) | ~0.003 |
(BTU)(in)/(hr)(ft2)(°F) | ~10.0 | |
水分吸収率 %、24時間 | 0.3 | |
屋外曝露 | 耐久性良好 | |
機械加工 | 可 |
前掲の特性表に見られる特徴
1 | K’は周波数が大きくなるにしたがって一様に減少する。 |
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2 | 1誘電損失lanδと誘電損率とは、周波数が大きくなるにしたがって増加し、例外はその周波数帯の最も低い所だけであるから、実際の使用の際は無視してよい。 |
3 | 磁性装荷は、MF-110が最小でMFー190で最大となる。K'、K"、M', M "はいずれも同様の増加を示している。 |
4 | 表中のOは、0.01以下の数値であることを示す。 |
5 | 表中の値は公称値であり、ご注文の際の仕様基準値となるものではありません。もし仕様書が必要の場合は、当社の担当営業部にお問い合わせ下さい。一般に、受け入れ検査や出荷検査などで誘電特性や磁性特性を品質管理の目的で使用することはお勧めできません。これらの特性の計測は極めて複雑で時間がかかります。単に密度を調べるだけで十分です。 |
標準品の寸法
シート状のもの | 縦305cm(12インチ)×横30.5cmのシート状で、厚さが0.63cm、1.27cm、1.91cm、2.54cm、3.81cm、5.08cm(1/4、1/2、3/4、1、1 1/2、2インチ)の6種類 |
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角棒状のもの | 長さが30.5cmで、断面の一辺が1.27cm、1.91cm、2.54cm、3.81cm、5.08cmの5種類 |
丸棒状のもの | 長さが30.5cmで、直径が0.64cm、0.95cm、1.27cm、1.59cm、1.91cm、2.54cm、5.08cm(1/4、3/8、1/2、5/8、3/4、1、2)の7種類 |
終端材料や減衰材料を選択する際に、最初にECCOSORB MF117を使って実験を行うことが効果的で、このためECCOSORB MF117は ECCOSORB MFシリーズの中で最も広く利用されています。終端材料や減衰材料の設計は大部分が試行錯誤によります。まず、過去の経験や推測で ECCOSORB MF部材を機械加工して試作品を作り、そのVSWRや減衰状況を調べ、その結果によってさらに形状を変更します。
VSWR | L(APPROX) |
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<1.05 | 1.5B |
<1.03 | 3B |
<1.01 | 10B |
WAVEGUIDE TERMINATIONS
COAXIAL TERMINATIONS